国家ライセンス講習の受講準備①　ーDIPSアカウントの開設ー

この記事では、登録講習機関で国家ライセンス講習を受講するための準備について解説します。

登録講習機関で国家ライセンス講習を受けるために必要なもの
・ドローン情報基盤システム（DIPS）の個人アカウント
・技能申請者番号

場合によっては、他にも必要になるものがありますが、ひとまずはこの二つが絶対に必要になります。この記事ではDIPSのアカウント開設について説明していきます。

〇国家ライセンス講習を受けるには、まずDIPSのアカウントが必要
ドローンをやったことのない方は、「DIPS？なんのこっちゃ？」となるかと思います。DIPSとはドローン情報基盤システムと言われる、国土交通省が運営しているウェブサイトになります。日本で許可が必要な飛行を行う場合や、飛行前の通報を行う場合は、必ずこのサイトから行います。このサイト以外にはありません。なので、通常のドローンユーザーであれば必ずこのサイトのアカウントを持っているはずなんですね。それくらい必須のものになります。そして、国家ライセンスを取得するにあたり、『技能申請者番号』というものが必要になるんですが、これもDIPSを通して取得します。だから、DIPSのアカウントが必要になる、というわけです。
アカウントは個人アカウントと法人アカウントの２種類がアカウント作成時に選べますが、技能申請者番号を取得するには必ず個人アカウントの開設が必要です。なので、会社のアカウントで今まで運用していた人も、個人アカウントの開設を行う必要があります。以下に、開設までの流れを説明します。
 
② 下の画面に遷移するので、「個人の方のアカウント開設」をクリックします。


③ 「利用規約・無人航空機の飛行のルール」のページに遷移するので、最下部のチェックボックス二つに☑を入れて「次へ進む」をクリックします。規約を下までスクロールして、かつ、すぐ上の「航空法における無人航空機（ドローン・ラジコン機等）の飛行ルールについて」をクリックしてページを開かないと☑できないのでご注意ください。


④ 個人情報入力ページに遷移するので入力します。マイナンバーカード連携を使えば、自動で入力されます。使わない場合は、直に打ち込んでいきます。メールアドレスとパスワードまで入れたら、最下部の「確認」を押します。


⑤ 個人情報確認ページに遷移するので、問題なければ最下部の「開設」をクリックして開設完了です。


⑥ 開設後は登録したメールアドレスにログインIDが届くので確認して控えておくようにしましょう。そのログインIDと設定したパスワードを使ってログインします。


以上がDIPSアカウント開設の手順です。
やってしまえばそんなに難しくないですし、ドローンの運用予定があるのであれば、早めに作成してしまう方がいいでしょう。是非、参考にしてみてください。

アカウント開設が済んだ後は、技能申請者番号の取得です。
技能申請者番号取得のについては↓の記事を、ご参考ください。